メニュー

新築・リフォーム施工事例

地鎮祭

おめでたい風習は今後も無くなる事なくあり続けて欲しいですね

組合員名:H様邸

地鎮祭(じちんさい)を開催しました

 

5月18日にH様邸地鎮祭を開催しました。当日はお天気にも恵まれ玉造三光神社神主様をお迎えし、厳粛に執り行われました。
地鎮祭とは、土木工事や建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式の事を言います。
その土地の氏神様の神主をお招きし、お供え物をし、祝詞(のりと)をあげ、お払いし最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ工事の無事を祈ります。

 
準備

祭壇は南向きにしつらえます。
注連縄(しめなわ)は土地の四方に張り巡らします。
縄の高さは背丈ぐらい。注連縄を張ることで、周囲と区切り神聖な場所(聖域)となります。
祭壇にはお米、お酒、山の幸、海の幸、野の幸、塩、水がお供えされます。

地鎮祭
開式

神棚に向かい右側が施主(今回はH様)、横が設計のB&B企画馬場氏、その横に弊社木下リーダー、その横に西谷工務店西谷氏が着席しました。
整然と並び静かに待ちます。
全員が揃ったら神主様が儀式の開式を宣言します。

地鎮祭
修跋(しゅうばつ・しゅばつ)の儀

まずは祭壇、土地、参列者をお浄めします。
神職(しんしょく)が御祓詞(おはらえことば)を唱えながら、ご神前、工事をする土地及び参列者の身を浄める為のお祓いをします。
お祓いが終われば全員着席します。

地鎮祭
降神(こうしん)の儀

全員起立します。
神職が神様を祭壇にお迎えします。
神様をお迎えしたら全員着席をします。

 
献饌(けんせん)

神職が神様にお供え物を差し上げます。
一同着席したまま静かに待ちます。

 
祝詞奏上(のりとそうじょう)

神職が神様に工事の安全を祈る祝詞を奏上し読み上げます。

 
切麻散米(きりぬささんまい)

神職が工事を行う土地を清めます。
一同着席したまま静かに待ちます。

地鎮祭
地鎮の儀

その土地で初めて草を刈る「刈初」、初めて土をおこす「穿初」、初めて土をならす「土均」を行います。
最後に神職が鎮め物(しずめもの)」を納めます。

先ず、馬場氏が鎌(かま)で草(ここでは稲)を「えいっ」の掛け声で刈りました。

次に施主のH様も同じく「えいっ」の掛け声で鋤で土をおこしました。

その後、神職が鎮め物を置き施工者である西谷工務店西谷氏が同じく「えいっ」の掛け声で鍬で鎮め物を納めました。

他の参列者は、着席したまま静かに見守ります。

鎮め物は地鎮祭終了後、工事業者に預かってもらい、工事期間の適当な時期に地中に埋めてもらいます。
神棚の位置が決まっていればその下、決まっていなければ建物の中心に埋めるのが一般的です。

地鎮祭

地鎮祭
地鎮祭
玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串奉奠とは神前に玉串を捧げること、謹んで供えることを言います。
参列者は玉串を受け取り神前に進みます。
右手で根元を上からもち、左手で葉の方を下から支えるように持ち神前に進み一礼します。
玉串を時計回りにし、右手で持っている根元を自分の前に持ってきます。葉の方の左手は神前に差し出すように下から葉を支えます。
玉串を額に近づけるように掲げ、工事の無事を祈念します。
玉串をもとの高さに下げ、左手で根元の方を持ち、右手で葉の方を持つように、手を持ち替えて更に時計回りにします。
根元が祭壇の方を向いたところで、神前に一歩進み、玉串を胸の高さに掲げ、玉串案にお納めします。
玉串を納めた後一歩下がって二礼二拍手一礼をします。
上記の手順で施主H様より順に行いました。

地鎮祭
撤饌(てっせん)

神職がお供えものをお下げします。
参列者は、着席したまま静かに見守ります。

 
昇神の儀

神職が神様に帰っていただくための儀式をします。
参列者は、着席したまま静かに見守ります。

 
閉式の辞

地鎮祭の終了を告げます。
参列者は起立して一礼します。

 
神酒拝戴(しんしゅはいたい)

お神酒を頂きます。供え物のお神酒(みき)や神饌(しんせん)をいただくという意味で「直会の儀」とも言います。
用意した湯のみを参列者全員に配り、祭壇にあがっていたお神酒を神職が注ぎます。
お神酒が参列者に行き渡ったら全員で頂きます。

地鎮祭
地鎮祭

以上の手順で無事にH様邸地鎮祭をとどこおりなく終了する事ができました。
最近では世情のせいか地鎮祭や上棟式等の行事が省略される事が多くなってきていますが、これらのおめでたい風習は今後も無くなる事なくあり続けて欲しいと思います。
最後にH様邸新築工事が無事に完了し、H様に喜んで頂ける家を提供する事がコープ住宅サービスはじめ提携の設計事務所、工務店の使命である事を自覚し協力して進めて行きたいと考えます。

 
無料お見積り申込み・資料請求はこちら